「英会話を習わせようかと悩んでるんだけど、いつから行ったらいいと思う?」
と知人に相談を受けることはよくあります。
英語は「言語」であり「言葉」。言葉はすべてにおいての基礎となるものですので、できるだけ早く仲良くなり、普段私たちが日本語を無意識に話すように、同じく英語も使うことが早くできるようになると非常に有益だと思います。
ということで、
この記事では、「幼児期のいつから英語を始めるべきか」について、話していきたいと思います。
この記事でわかること
- 英会話はいつからはじめるべきか
- 早くから英語を習うメリット
- 早くから英語を習うメリット
- 英会話に通うタイムリミット
英会話はいつからはじめるべきか?
では、本題に入っていきましょう。「英会話はいつから始めるのがいいのか?」
まず、通った方がいいのかどうかに関してはこの記事ではお話ししません。通うという前提で、いつから通うべきなのかについてお話ししていきます。
結論からいうと、
「英会話を始めるのは早ければ早い方がいい!」
です。
これが答えです。
まず、 フィリピンを例に挙げてみたいと思います。
フィリピンは歴史的背景や幼少期からの英語教育のおかげで、国民の約9割が英語を話せます。また、英語が公用語になっていることから、日常生活で使う機会も多いので自然と英語を習得できる仕組みがあります。
そして、フィリピンでは小学校の6年間だけでも2000時間以上英語に触れますが、日本では、2020年度から小学校で英語が教科化しましたが、その時間は小学校6年間で約200時間。圧倒的に少ないのです。コツコツと運動のように上達するのが言語習得。小学校からは急速に学ぶものが多くなっていきます。だから遅くから始めるメリットなんてないと思います。国際化社会において「国際語」でもある英語はもはや必須です。様々なことを吸収するのが早い時期になんでやらないのか?逆にそう思ってしまいます。
早くから英語を学ぶメリット
ここからは「早くから英語を学ぶメリット」についてお話ししていきます。ちなみに、早くからというのは今回の記事では「未就学児」ということでお話を進めていきます。
もちろん、努力次第では全然間に合いますが「早くから英会話を始めるメリット」は4つ
1.発音がきれいになりやすい(聞いたままを発音することができるため)
2.気持ち的な余裕もあり楽しく学べる(勉強が大変になる前の時間で遊びながら子どものペース習得することもできる)
3.簡単な英語なため、保護者がサポートしやすい
4.長期的にみるとお金の節約になる(土台をしっかり作ることができるので、自学自習できるようになる)
では、1つずつ丁寧にお話ししていきましょう。
発音がきれいになりやすい
まず1つ目の理由は発音がきれいになりやすいから。
幼児は聞いたままを上手に発音できる特徴があります。これはある年齢からむずかしくなります。そのため早く始めることのメリットとしてよくあげられる点です。
また、早いうちから始めると、総じて英語の学習時間が長くなります。ということは、英語のインプットの量が増え、その土台があってアウトプットも増えるわけです。日本人の英語学習でよく言われるのがインプットの量が圧倒的に少ないこと。
第二言語である英語の習得には時間がかかります。だから必然的に土台が気づかれる大切な時期にインプットの量が多いと、のちに有利になるわけです。
気持ち的な余裕もあり、この時期だから楽しく学べる
早くから英語学習(英会話)を始めるメリットの2つ目は「気持ち的な余裕もあり楽しく学べる」ということです。
「え、どういうこと?」と思うかもしれません。
小学校にはいるといきなり座学での勉強がはじまり、覚えること、習得しなくてはいけないこと一気に増えます。だから、大変になる前に、ベースを作っておくと保護者も子供ものちの苦労からまぬがれられるはずです。
テストのためではなく、この時期だからこそ、それぞれのこどものペースに合わせ、本当にコミュニケーションのツールとしての「英語」を習得できができるのではないでしょうか。
テストのための英語なんて、きっと楽しくないはずですし、英語の最初の授業でいきなり英語に触れて「なにこれ?」ってなり、苦手意識を持たせてしまったら、その後にも引きずりますよね。
それをひきづったままにして、英語の時間が苦痛になってしまわないためにも、早めに準備をしておくことをお勧めしたいです。
小学校の英語の時間を楽しいものにするためにも、英語は絶対にできた方がいいのです。
最初にいいサイクルにもっていけることがその後の科目としての英語を楽しむ上では大事ですね。
早く始めると、親子ともども気持ちにも余裕ができます。
初心者レベルの英会話のため、保護者がサポートしやすい
未就学児から英語を始めるときは”初心者”レベル。そして英語は週に1,2回のレッスンだけで身につくものではありません。自宅でのサポートなくして習得は難しいのです。
でもこの時期はまだ初心者レベル。また未就学児ですので、みっちり勉強するわけではなく、親のサポートの時間も短く、自宅でのサポートも非常に簡単なのである。小学校高学年から取り組むのではなく、ここでも未就学児から継続してやることのメリットを感じられると思います。
結果的にお金の節約になる
早くから英会話を始めるメリットの4つ目は、「結果的にお金の節約になる」ということ。
教育投資ってお金がかかります。だってすぐに成果出ないため、継続が必要なのです。だから、早いうちから通ったら総計してお金がたくさんかかりそうなのに、結果的にはお金の節約って?と思う方もいると思います。
この時期は、スポンジのように様々なことを吸収し、習得できる時期。そんな土台を作る幼児期だからこそ身に付きやすい。
また、「英語」の基礎を獲得すると、それが次の応用的な技能を得て、またそれが、次の高度な英語を習得できるようになる。ここまでくると自分で自走できるようにもなるわけです。自学自習のスタイルでできるようになれば英語は塾いらずになります。
塾で受験のために英語を勉強する。テストのために勉強して、結果それは使えない英語だったということってよくある話ですね。それ自体100%無駄ではないけど、やはりもったいない気がします。早いうちに習得し、自学自習スタイルに移行できるよう、早めのスタートはのちにおおきなメリットを授与できます。
英会話のタイムリミット
「○○歳から始めるのは遅いでしょうか?」と聞かれることがあります。
言語は、できれば早い方がいいといわれます。ただ大人になれば、子どもとは違い理解は早いですよね。また、高校・大学の受験で英語が出ると予測されるのであれば、言語の習得が比較的早くできる子どもの方がいいと思います。
例えば、数学などは必ず勉強した数式から答えを導けます。応用力が必要ですが、その範囲は知れています。
言語となると、文章問題などで、はじめてお目にかかる文章も多く、文脈を理解できる程度の語彙の意味を把握しておかなくてはいけない。語彙は覚えるのに本当に時間がかかるのです。
ということで、
必要な時に直前にはじめたら時間的に英語の勉強は間に合いません。
絶対に早くから始めた方がいいです。
早くから英会話を始めるデメリット
中だるみする?
継続していれば中だるみしますよね。やっつけ仕事的なかんじだったりとか。でも全く取り組まないよりは全然いいことだと思います。途中で休憩し、また継続する。その繰り返しでいいと思います。
ダブルリミテッド
英語教育、バイリンガル教育などの界隈にいると、こういう言葉を聞くことがあります。日本にいて、日本の幼稚園や保育園にいって、日本語を話して生活している場合、母語がベースとしてあります。そんな状態でしたら、ここのダブルリミテッドは気にすることはありません。それ以上に早くから始めるメリットの方が大きいからです。
基本的に早く始めれば始めるほど有利になります。
英語は継続して練習することで使えるよう、コツコツ勉強をすることが必要です。だから「もっと早くから始めていれば・・・」と後悔している子が多い気がします。
後悔を残さなくてもいいように早くから始めていきましょう!
迷っていらっしゃる方がいたらまずはご相談くださいませ。
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