ディズニー英語システム(DWE) 教材について

子ども(未就学児)向けの英語教材の選び方 英語
英語教材 幼児向け

結論から申し上げますと、DWEはとても良い教材なのです。ただ、あくまで「教材」ということを覚えておいてください。

ディズニー英語システム(DWE)買わなきゃ良かったと後悔しているあなたへ

ディズニー英語システム(DWE)は、知人(英語教育に興味関心の高い知人が多い)の家に行くと約80%の率で遭遇するほど多くのご家庭で愛されている教材だと思います。ただ我が家には置いてありません。

こんなことを言うと、少し嫌味に聞こえる方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身が英語講師でもあり、それぞれの子どもに合わせたサポートや教材を選ぶことができます。教材研究をしてから教材を決めています。そのため、現在のところ、我が家ではまだディズニー英語システム(DWE)は今のところお世話にならなくてもよさそうです。

お教室・スクールを開く場合、担当する子どもたちが第二言語としての英語を習得するにはどんな教材かあっているのか?など、そこのスクールで使用する教材を決めるため教材の研究を事前にするのですが、やはりディズニー英語システム(DWE)は、未就学児にとっては良い教材だと思いました。またベネッセさんが提供していた、約25万円の英語教材「ワールドワイドキッズ」(サービス終了告知されましたが)も幼児・子供向け英語教材としてとても良い教材です。販売終了したのが残念ですね。

英語で会話するオーストリア人のご夫妻から「どんな教材をつかっているの?」と質問され・・・

教材に関する話で、少し面白い体験をしました。

我が子は2歳5か月から英語教育をスタートさせ、3か月後には英語の発語、3歳になった時には、簡単なまとまりの言葉を理解し、非常に簡単な受け答えぐらいはできるようになっていました。(どんな方法かについてはまた追ってシェアしたいと思います。)

そんな時、旅先でオーストリアの夫婦にお世話になるハプニングがありまして、我が子はそのオーストリアの息子さんとお友達になりました。
その時、我が子は日本語ではなく、積極的に彼に英語で話しかけていました。また、別れたあとにメッセージ動画を送ったのですが、そのときにも自分が知っている英語の単語をつなげ、なんとか気持ちを伝えていたのです。

それの動画を見たご婦人から「あなたの娘は英語話せるのですね!どんな教材をつかっているのか教えてください」とメッセージがきたのです。

じつは・・・当時、ほとんど教材は使っていませんでした。

そして、私の英語力より、そのご夫妻の英語力の方が圧倒的に高いのでなぜ彼らの息子さんより我が子の方が英語を発話できるのか不思議でした。

今回の教材についての疑問、なんとなくわかりませんか?教材って教材なんです。

買わなきゃよかったと後悔しないために

昔と違い子育て環境が変わり、子育てがさらに忙しくタフなものになってきている世の中だと思います。

また少子化の時代だからこそ、子どもの英語教育ために幼いうちからより良い教材をと思う親心はわかります。ただ、英語は言語であり最終的には自分自身の考えを表現できるようなアウトプットができるようにならないといけないため、日本語環境で毎日を過ごしている未就学児であれば「英語の会話を親子で楽しむ」その中に「教材を使う」があるというのが理想だと考えています。教材は必須ではないと思います。

教材を購入して効果が出た人もいますし、そうでない人もいます。お子さまの英語の変化が見られないご家庭では、

「子どもが興味を持たなかった / 持たなくなった」

という方が多いのですが、これはなぜそうなっているかわかりますか?
この背景に何があるのかというと、、、

保護者の手間」です。

この「手間」もまた一癖あります。

物質的な準備だったり、興味を持ってもらえるような足場架けをするとか。そのお子さまによっていろいろ原因があります。それをひとつづつ紐解いていくのです。だから教育の手間って必要不可欠なのだなと思います。

そしてこういうことを言うと、「うちの子は何もしなくても自分でやりだした」なんていう発言もありますが、鵜呑みにするのはどうでしょうか?もちろんそのお子さまの気質などで、やれる子かもしれませんが、大きな要因は、そのお母さまが「無意識に手間をかけて」何かをしているはずなのです。無意識なので「手間を手間とも思わない」のです。

私自身が、オーストリアの夫人に質問された後の返事をいま思い返してみると、実際に「教材はしようしていない」とお返事いたしました。
ですが「手間」をかけていました。ただそれ以上の質問は聞かれなかったこともあり自ら言いませんでした。なぜならその「手間のかけ方」は子どもによって違うため、一人の子どもに適応したことがすべて子どもに適応するわけではないからです。

結局、教材を購入し・子どもに渡すだけでは英語習得は難しい

私たちのスクールでは、まず、3か月で発語・発話できるお子さまが多いです。
その背景には、私たちが「どのような手間をかけていけばよいのか、それを一人一人のお子さまやその保護者さまのライフスタイルに無理のない内容で提供」し、そして保護者にみなさまもそれに賛同してくださり、忙しい中ご協力していただいているからです。

そして、教材に関して言いますと、そのご家庭が継続できるように、何を選ぶのか・それをレッスンや、お子さまや保護者さまのご状況などを通して毎回のレッスン後にご提案させていただきます。

もし何かの教材をすでに購入していらっしゃるのであれば、せっかくですので使えたほうがいいと思います。その時期のお子さまにあっているものかどうかにもよりますが、その旨を教えていただければ、ご家庭に合わせたお手持ちの教材の使い方を私たちがご提案させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

「第二言語」の英語の土台を作る幼児・子供の英会話スクール
STEAM English for kids

タイトルとURLをコピーしました